レクサスは“アート”なんです。高級というより心地いいもの、高い安いじゃなくて、心に訴えるものなんです。キライなものはキライ、好きなものは好き、アートとはそういうものですから。
レクサスセンター長のお言葉だ。なるほど、これ見よがしな高級ではないと。そりゃ、なにか違うアプローチでなければドイツ勢の牙城を切り崩せないでしょうから、これがトヨタのレクサスへの想いなんでしょう。
でも、なんかつっかかる。それなら、CMでプレミアムという言葉を出す必要があるのかな?なんだか、ティアナやカムリの様な自称高級車を連想してならない。
まだ、トヨタ自身もレクサスフィロソフィーを完全に理解していないのではないかな、と思ったり。今は、曖昧な段階。フラッグシップモデルのLSもでていないしね。
レクサスセンター長の言葉から、ふとクオリアを連想した。目指すものは近いようで遠いのだろうけど、コンセプトを言葉で表すと意外と近い気がする様なしない様な。
ブランドって、自然にできあがるものじゃないのかな?クオリアは、時間が足りなかったと思う。トリルミナスの様な時と共に価値が変わってしまう商品が紛れ込んでしまった、ということも失敗の一因だろうが、何よりも時間が足りなかったと思う。熟成が足りなかったと思う。
P.S. ソニーさん、CFトリニトロンの様なバカな商品、また作ってください。(←車の話ではない様な…