2006年08月06日

FF12クリア後の感想

やっとFF12をクリアしました。と、いっても、2週間ほど前にクリアしたのですが^^;

率直な感想は、シナリオはなかなかいいじゃないかということ。世界観は今までのFFと比べて遥かに熟成されていますし、今までのFFの様に神VS人間という典型的な構図に当てはまらなかったことは好印象です。

しかし、これは終盤においての話。 序盤から中盤にかけては、先のイヴァリースへの理解の浅さとある程度のレベルあげ(ギル稼ぎ)なしには進みにくいバトルの影響で、シナリオには集中できませんでした。 私の場合、エンサ族と文化の相違(異文化への接し方)をかけていた事ぐらいでしょうか、記憶に残っているのは。

クリア後は、もう一度プレーしたいと思えるシナリオであっただけに、非常に残念です。 今までの作品の様に、シナリオのために世界をつくったのではなく、イヴァリースという完成された世界を築き、その世界にふさわしいシナリオを作成したと聞いています。 今回の傾向は、それによるのでしょう。しかし、折角の世界観にプレーヤーが馴染めるようにもう少し配慮されていたのなら、より素晴らしい作品となった気がします。

バトルシステムでは、2つ気になった事がありました。

1つは、魔法の発動順序。全体魔法を使った場合に、タイムラグがある事。そして、物理攻撃はゲージがたまった時点で実行されるものの魔法は実行されない場合がある事。 前者の場合、回復魔法の発動に攻撃された場合、回復が間に合わずに戦闘不能に陥る事があります。 後者の場合、エフェクトの長さによっては、魔法の発動を待っている間に、物理攻撃が2回できてしまう事さえあります。

恐らく、エフェクトの同時実行数が処理速度のために制限されている事によるのでしょう。 ラスボス戦では、多くのセフィラが画面内に入る場合には処理落ちしますし、巨大な敵が多く出現する場合にも処理落ちする事があります。

少しでもメモリを節約するために、オブジェクトを頻繁に出し入れするなどPS2の限界を引き出そうとしている事は想像がつきます。 EEとGSの様な6年前のチップにもかかわらず、一部のシーンはプリレンダと見分けがつかない程に美しいグラフィックスを実現しているのですから、驚きです。 光源との角度によって変化する微妙な陰影によって、プリレンダリングでも容易ではないと思えるような肌の質感を再現している事にはただただ感心するばかりです。

しかし、それによってバトルに影響がでてしまう事は受け入れ難いです。この問題は、現行ハードの性能不足が根本的な原因ですから、多めに見るべきなのでしょうか…。

2つめは、戦闘中に会話イベントが入ると、コマンドが取消されてしまう事です。私は、リーダーは補助役に徹する様にガンビットを設定しているのですが、回復はマニュアルで行なっています。 回復の指示をだして実行されるまでの間に、敵が会話イベント等を発動すると今までのキャラクターに対する命令が破棄され、再度ガンビットによって指示されます。 この時、手動による指示も破棄されてしまうのですが、その命令が再度実行されるのではなくガンビットによる命令で上書きされてしまうのです。

戦闘のバランスも気になりました。バーフォンハイムでは、それまでに販売されている防具よりも、防御率が10以上高いのです。そのため、それ以来戦闘が容易になりました。 また、アスピルはMPを大幅に回復可能なため、ザコと戦う場合に魔法が使い放題となります。それにより、プロテスとヘイストを常用できるようになります。それにより、ザコ戦が大変易しくなります。

プリレンダの品質は、リアルタイムレンダと比べてさびしく感じました。特に、飛空挺がミニチュアにしか見えなかった事は残念です。

音楽は、今までとは違い癖がなくなり、映画的になったと感じました。 植松さんのKiss Me Good-byeがエンディングにしか流されなかった事は残念ですが、相性は抜群だったと思います。しかし、葉加瀬さんの曲がスタッフロールにしか流れなかったというのは…。 FF12の流れをリフレインさせる意図があったのかもしれませんが。

絵の全体的な色彩も、まとまりがよく高印象でした。これらから垣間見られる世界観は、繰り返すこととなりますが、本当に完成度が高いといえるでしょう。

些細な事ですが、フォントに若干違和感を覚えました。ステータス等の表示用やモブの討伐開始の文字のに、です。セリフ用のフォントは、世界観とあっている様に感じたのですが。

あとは、フリッカーフィルターのなぞ。FFXの頃であれば、インターレースのディスプレーを気にする必要があったと思います。しかし、今頃になって実装されても…時代錯誤な気がします。プログレッシブ表示のディスプレーにとっては、ボケるだけで意味はないのですから。

個々は素晴らしいものの、それらを上手くパッケージングできていないのでしょう。非常に勿体無いことです。 次に、FFの様な大作を手がける事があったら、今作よりも更に素晴らしい作品となるでしょうね。 それだけに、FF13を手がけていないことは残念です。第1開発の方々にはFFを卒業し、新作を開発してほしかったこともあり、本当に残念です。 FF7も、面白かったものの荒削りな面もあったのですから、1回で終わってしまうのは…。FF12のスタッフはモチベーションを大作では維持できないからなのでしょうか…。

FF12のスタッフはモチベーションを大作では維持できない

アルティマニアのスタッフへのインタビューは、私にはそのように解釈できるものでした。

この記事へのコメント
FFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFF!!!!!!!!!!!!12・・・・・
Posted by こここここ at 2006年09月13日 20:39
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