2007年02月28日

違うのは、自意識。レクサスはどこへ行く。

明後日を向く美意識と作りたての哲学だけじゃ足りないんだ。本当のブランド力にはね。

トヨタとしては稀に見る失敗である、レクサスブランドの展開。 本当の原因は、私などにはわかりません。

しかし、気になって仕方がないことがあります。それは、レクサスの居住スペース。

自動車は、限られたスペースを活用するため、運転席と助手席の下には隙間を設けるのが常。 わずかな隙間であっても、後部座席の人の足が入るために、10cm程度は足元空間を広くできるからです。

レッグスペースの説明 図で説明しますと、赤の破線の部分より先に足を入れられるか否か、という事です。

当然ながら、トヨタではその方式を取り入れています。レクサスGSと同じプラットフォームを採用しているクラウンにも。 しかし、レクサスGSでは、そのスペースがないのです。ただでさえ、デザインの為に頭上空間が犠牲にされているにも拘らず。

GSの後部座席は、荷物置き場なのかもしれません。 ですが、お抱え運転手付であることも珍しくないレクサスLSでは、後部座席は優先されるでしょう。当然のことながら。

その答えは、No。 ただ後席に座るものにとっては、フロントシート下につま先を入れられるかどうかが、自然な姿勢で着座できるか否かを左右するといっても過言ではないが、LSではそれができない。 快適性のためのわずかな隙間を何故埋めてしまうのでしょう。これが、L-finesse、先鋭-精妙の美 などと名づけられたレクサスのデザインフィロソフィなのでしょうか。

170cmを越す背丈の人間には体育座りを強いる、それがレクサスの哲学なのですか。芸術も哲学も全く理解できない私のような人間には、その苦行に耐える理由などありません。

そういえば、レクサスLSがセルシオと呼ばれていた頃のこと。セルシオの後部座席には、鞭打ち防止のヘッドレストが装着されていませんでした。 セルシオといえば、後部座席は特に重要な気がするのですが…。 国土交通省の衝突試験にむち打ち症の項はないので、トヨタにとっては意味がない事なのかもしれません。 衝突試験が公的に行われないことは、安全性の確保という使命を無からしめるには十分なのでしょう、トヨタにとっては。

雑誌などでも指摘されたからか、クラウンからは全席に鞭打ち防止ヘッドレストが装着されるようになりました。 しかし、180cm程度の人間では、ヘッドレストをいっぱいに伸ばしても、正常に機能するか危ういような状態なんですけれどね、クラウンのヘッドレストは。 そもそも、その様な体格の人の場合、天井と頭がスレスレとなります。 追突や側面衝突の際には、鋼板が容赦なく襲ってくるでしょうから、鞭打ちなんて気にしていられる状況ではないかもしれません。

惰性で、もう少し愚痴を。 日本の燃費測定は、どうしてこうも実情とかけ離れているのでしょう。なんででしょう。 ホンダが申請してもお上に認可されなかった衝突を未然に防ぐブレーキシステム、トヨタが申請すると認可されるのは何ででしょう。 教えてくれ、お前が認められたわけを、なんつって(ロクサスファンの方、ごめんなさい)。

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