2007年03月21日

FF7AC 小説バレット編邦訳P.1-2

FF7ACの小説のバレット編の邦訳です。2ページしか翻訳していませんけど…。訳がいい加減なのは、お約束ということで、指摘していただければ幸いです。

運命の日から数ヶ月ほど経った頃、ティファとクラウドの新居にマリンを預け、彼は贖罪の旅に出た。「 戦う(奪う)だけじゃなくて、何かしてやれるってこと、教えろよな。」同じ罪を背負うティファへ、斯様に言い残した。それが、せめてもの贖いとなると望んで。だが、彼の言葉は何の慰めにもならなければ、贖い方も示さなかった。マリンと過ごす日々は心の安らぎとなったが、償いを日々延ばし続けることには、罪悪感を感じた。目的がなかろうと、発たねばならぬことはわかっていた。心の支えであるマリンとの距離を置き、現実と向き合う。これが、その場しのぎではあるが、はじまりとなった。

半年ほど、世界を旅した。星痕を除けば、ミッドガルの外の世界は、元通りに見えた。違うのは、魔晄を使う人がいない事。魔晄炉すら、稼動していなかった。嘗てのバレットと反神羅の活動の賜物であったが、喪失感があまりにも強く、喜ぶことなどできなかった。戦いと混沌なき世界に、右腕を銃に変えた男の居場所などなかった。

時に、戦いを求めて森を彷徨う事もあったが、熱い戦闘は自己嫌悪を酷くするばかりであった。「俺が殺ってるのは、俺のイラツキじゃねえか。」そして、彼は叫ぶのであった。「うおおおおおおおおおっ!」

ジュノンの人ごみを歩いているとき、それは起こった。右腕の銃に何かが当たったと思い、視線を移すと、額から血を流している子がいた。治療をしようと近寄ると、彼の母と思しき女性が駆け寄ってきた。「お願いです! どうか、息子をお許しください。お願いです、何でもしますから!」母親の視線は、右腕のマシンガンに注がれていた。「こんな平和な世界では、俺なんかモンスターと変わりねぇんだよな。」そう感じた。世界は、変わっているのだ。新しい時代に相応の、贖いを見つけなければならなかった。それが何なのか、バレットはわからなかったが、兎に角、変わらねばならぬ事は変わっていた。

彼は、さかき親方に会いに行った。さかき親方は、バレットの右腕の義手を手術した人だ。最初の案は、端に鉤が付いたシンプルで洒落たものだったが、バレットは不満だった。オヤジは、スコップとなって穴を掘ったり、木杭を埋めたりできるものを提案したが、納得しなかった。オヤジは、大層機嫌の悪く不躾なバレットに「てめえの頭の中には、神羅への復讐しかねえんだよ。どんな義手だろうと、満足しないんだろ。これでも持ってって、二度と来るんじゃねぇ。」

オヤジがバレットに渡したのは、様々な器具を付けられるアダプターだった。義手だろうと、武器だろうと、右腕に装着できる。

「あんたが自分で付けたものには、責任を取れよ。よく、考えるんだな。」

オヤジの忠告にもかかわらず、バレットは深くは考えなかった。結局、戦闘能力の強化に明け暮れるのであった。数年間の間、彼の義手に取り付けられたものは、全て武器であった。

この記事へのコメント
某巨大掲示板に転載してしまったのですがよろしいでしょうか。事後承諾という形となってしまいもうしわけありません。

それと、佐々木ではなくSakakiだそうです。ホックと訳されている箇所も、作業用の義手に関係するものらしいです。
Posted by at 2007年03月22日 23:15
誤訳のご指摘、ありがとうございました。早いうちに、修正させて頂きます。

転載に関してですが、版元から翻案権等を取得していないので、私にはその事に関して何か言える立場にはないと考えています。また、他の二次創作系統のコンテンツに関しても、同様です。
堅苦しい話はさておき、私がこのサイトを立ち上げた目的は、搭載とのコンテンツが議論の叩き台となる事。転載・改良などをしていただけるのであれば、それは本望です。その際、今回の様にフィードバックを頂けるのであれば、私は新たな考えを取得できますので、大変ありがたいです。
また、テーブルを含んでいる等の理由により転載が困難なコンテンツもありますので、状況に応じて転載とリンクを使い分ける事をおすすめします。
Posted by El Dorado(筆者) at 2007年03月24日 11:46
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