2007年03月25日

追放の行く末

どれだけファントムを追放しようと、消えることは無かった。 しかし、逆位相の波動によって、無害化することは可能であった。 言わば、彼らを認めたのだ。

FF8において、人々はハインを追放した。ラグナは、ハインを宇宙へと追放した。 それでも、存在であるハインを、スコールたちは、遠くの遠くへと追いやった。 その結果……なのだろうか。ハインは新たなる螺旋を採ることとなった。 公理を定めとして受け入れなかった結果が、新たなる定めを生じ、新たなる螺旋を生み出したのかもしれない。 余談だが、召喚獣エデンはFF8以外で活躍しただろうか。

KH1のソラは、ハートレスを倒し続けた。闇を追放する事を定められた勇者は、友と島へ帰る事を夢見ながら、ハートレスを倒し続けた。

その結果は何だ。リクは、光の勇者による闇の追放によって、彼のようになってしまったのではないか。 公理を破壊しようとしたからこそ、狭間となったのではないか。

ソラは、定めを守る事こそがノーバディのためのキングダムハーツをうみだすと知った。定めこそが定めを破壊する。

ソラには、ロクサスというノーバディが生まれた。光の勇者から生れ落ちた、狭間の住人。 彼こそが、この問題を解消する手がかりとなるのかもしれない。

KH1ではゼアノートのハートレスが、KH2ではゼムナスが追放された。 追放は、問題を解決するのだろうか。

坂口博信氏は、続編を作る事を快諾しなかったと聞いている。 氏のフィロソフィーは、肉親の悲劇を納得するために生まれたと、私は邪推している。 そうであるなら、悲しみを知るものが悲しみを終わらせたとて、知らぬものが生み出すことを直視することを拒むかもしれない。 これが、続編を作りたがらない要因の一つではないだろうか。

FF10では、犠牲によってシンを消した。しかし、シンが消えた後の世界は、ユウナたちが思い描くものだったのだろうか。 私は、FF10-2は途中までしかプレーしていないので、断定することはできない。 しかし、ファーストインプレッションでは、その後の世界は好ましいものではなかった。

対立するものを受け入れれば、螺旋が続く。対立するものを追放すれば、新たな螺旋が生まれる。 ……星を巡るライフストリーム。生と死の間(はざま)を行きつ戻りつ。その繰り返しこそが命の正体ならば、歴史が繰り返されるのは必然。 ジェノバだかセフィロスだか知らないが何度でも事を起すがいい。我々は命のさだめに従い、その度におまえたちを阻止してみせる

螺旋は、消えない。

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