2007年09月30日

CCFF7のFAQ(暫定版)

以下の文章には、クライシスコア ファイナルファンタジーVIIのネタバレが含まれています。 また、明示されていない内容に関しては、推測で書かれています。

バカリンゴを手にしたザックスは、よし 一緒に食おう! 本物じゃなくて悪いけどなと言っていたが、何が本物でないのか。

バノーラ村は、神羅によって証拠隠滅のために空爆されました。そのときのムービーでは、木になっていたバノーラ・ホワイトも燃えていました。 ザックスは、ジェネシスが誇りに思っていた彼の家のバノーラ・ホワイトの木も消失したと考えたでしょう。 ですから、ザックスが手にしていたバカリンゴはジェネシスのバカリンゴではなく、 ジェネシスやアンジールにとっての象徴的意味を持たないバカリンゴであったと考えられます。

ただ、空爆後のバノーラを見る限り、ジェネシス家のバカリンゴの木は家と共に燃え残っている可能性があります。 空爆後のバノーラには遠くにバカリンゴの木がありますが、形状と位置からジェネシス家のものと推測する事が可能です。

もしかしたら、木は同じであっても、ジェネシスが育てていないという事かもしれません。

ジェノバ・プロジェクト・Sとジェノバ・プロジェクト・Gの違い

ジェノバ・プロジェクト・Sは、FF7オリジナルにおけるジェノバプロジェクトの事で、胎児にジェノバ因子を埋め込むもの。 ジェノバ・プロジェクト・Gは、間接的にジェノバ因子を埋め込むもの。 ジリアンの体内にはジェノバ因子が埋め込まれたが、ジリアンの因子を埋め込まれたのがジェネシスであり、ジリアンが孕んだ子がアンジールです。

セフィロスはどうしてジェノバを古代種と勘違いしたのか

ジェネシスは、ジェノバの事を2000年前の地層から発見されたモンスターだとセフィロスに告げました。 セフィロスは、古代種をモンスターと表現したのだと解釈したのかもしれません(苦しい解釈ですが…)。

ラザードの大いなる目的とは

スラムの女性や家宅捜索を行っている神羅兵の話から、ラザードがプレジデント神羅の庶子であったことや副社長の座に就けなかったことが暗示されます。 しかし、嫡子が庶子よりも優先的に会社を継ぐことはめずらしくありません。嫡子と庶子でなくとも、長男と次男であれば同様の結果となるでしょう。

庶子であった彼の待遇がどのようであったかは定かではありませんが、それに関する復讐であるなら、大いなる目的という言葉に相応しくないでしょう FF7オリジナルのバレット率いるアバランチよろしく復讐を正当化するため、神羅の『ゆがみ』の是正を建前としたのかもしれません。

バノーラ・ホワイトが育つ土壌の秘密

バノーラの最大の特徴は、魔晄が豊富である事。 ニブルヘイムやゴンガガなどの魔晄炉が建設されている地域でも、魔晄が自然に噴出してはいないので、他の地域と比べても極めて魔晄が豊富なのでしょう。 バノーラ・ホワイトが育つ要因も、そこにあるのかもしれません。

2007年09月03日

タイムマシンが存在する世界に於ける因果律と現象

過去は変えられないよ。 変えられないというよりは、変わる事も織り込み済みと表現するべきではないだろうか。 いや、変わってしまったら一つの解しか残らないともいえるかもしれない。

もし、過去を変えてしまったら、1つの時間に2つの状況がある事となるので、それは成立し得ない。 つまり、1つの時間には1つの状況となる解のみが成立し、歴史として刻まれるという事。 仮にその解の導出過程において紆余曲折があったとて、それは導出するための手法に過ぎず、外界から観測され得ない。

ここで注意せねばならないのは、通常の因果律が成立しない事。通常の因果律は、時間の流れが逆行しない事により成立している。 よって、通常の因果律を満たさない解であろうとも、成立しうるという事。 例えば、過去の干渉により未来の事象が影響されるが、その影響された未来の事象により過去の事象が影響され、先の過去からの干渉が発生したとしても問題ない。 一見、鶏と卵のようにこのループを開始する要因が存在しないために矛盾に見えるが、時間を遡れる以上、ループを開始する要因に辿り着けなくとも問題ない。 1つの時間に1つの状況しか成立していない解なので、時間軸が遡れるという仮定を認める限り、科学的な矛盾は一切生じていない。

むしろ、ループを開始する要因が存在するほうが問題である。 ループの開始が存在するという事は、ループの開始前と開始後とが存在する事になるが、それは紛れもなく新たな時間軸の存在を仮定している。 この問題では、時間が遡れるという仮定以外は、物理学に則らなければならない。 よって、新たな時間軸のような現代物理学に存在しないものを仮定しなければならない説は、仮定からして間違っているので切り捨てられて然る可きものであろう。

余談だが、タイムマシーンとセットでパラレルワールドが語られるが、タイムマシンの存在を仮定しただけでは、パラレルワールドが存在する事にはならない。 パラレルワールド説をとる場合、パラレルワールドの存在も仮定せねばならない。 また、パラレルワールドを使わなくとも、親殺しのパラドックスは回避できる。 親殺しのパラドックスの様な解は存在し得ないとすれば、パラドックスにはならない。 なぜ存在しないかといえば、1つの時刻に親が生きている状態と死んでいる状態が存在してしまうため、それは成立し得ない。 もし成立するなら、親が殺される前と親が殺された後という時間の流れが存在してしまうが、それは新たな時間軸を生じる事となり、新たな仮定がなければ成立し得ない。

リクの魂の行方

君の心は闇に打ち勝った。でも身体は取り戻せなかった。だから、奪われた心が集められたこの闇の側に――心だけが取り残されたんだ。

リクの身体は、ゼアノートのハートレスに奪われた。一方、心は取り戻したので、心は闇の世界に取り残されたと。 謎の声によると、リクの身体と心は切り離されたしまった事になる。 もし、身体に魂も残っていたなら、アンセムはリクのノーバディを制御しているという事だろうか。然為れば、闇の側にいたリクはハートレスのような状況となるだろう。 身体に魂が残っていなかったなら、賢者アンセムも知らなかった新たな存在ということか。身体のみの存在も、心と魂の複合的な存在も作中では説明されていない。

だが自らの意思で心を肉体から解き放った者は? ソラとゼアノートは、ハートレスと化しても自我を保っていた。 との事だが、心から肉体を引き離されたリクはどのような存在であったのだろう。 心だけであったにせよ、心と魂が切り離されていなかったにせよ、リクは自我を保っていた。

2007年08月09日

バハムートとハイン

バハムート:愚かなる者よ、何故に『闘い』に身を置く?

スコール:(その存在が……。意義がわからないから……。闘いに身を置いている……のかもな)

FINAL FANTASY VIII MEMORITAL ALBUM "Wish you were here." chapter09-285 G.F.バハムートによるスコールへの問い

G.F.バハムートは、軍艦島にて道具として利用するために研究されていた。道具としての存在となったバハムートは、スコールに先の問をなげかけた。

ハハムートは、何を思い如何に存在するのだろう。

また、バハムートは また一つ進むべき道を開いたな……。面白き……猛き者よ。 とも語っていた。バハムートは、スコールたちの所業を全否定する気はないようだ。

スコールは、戦わねばならぬ理由がわからない。だからこそ、戦う。

スコールだけではない。イデアも、シドも、エルオーネもハインと戦った。かつてのハインは、人々に恐怖をもたらした。今のハインは、疑似魔法の種。未来のハインは、時間圧縮を行う恐ろしい魔女。そのハインと、戦った。彼らは、戦う理由を感じていたのだろうか。

2007年07月17日

魔女の力の無限ループ問題

FF8の魔女の力は、未来のアルティミシアから過去のイデアに魔女の力が継承されるために、無限増殖する恐れがありました。 しかし、魔女の力が過去に継承される際に減衰する(全てが受け継がれない)なら、有限の範囲には収まります。

例えば、魔女の力が半分になる場合。初めを1とすると、アルティミシアからイデアに継承される魔女の力は0.5。よって、魔女の力の総量は1.5。 1.5の半分が再び継承され、1.75。これを繰り返してゆくと、最終的には2に収束します(落ち着きます)。減衰率をaとする場合の一般式は、1/(1-a)となります。 よって、aが1より小さければ無限大にはなりません。

この方法は魔女の力が減衰することを仮定しています。しかし、その理由が見出せません。 もし、魔女の力が減衰するのであれば、たいした道具も持っていなかった人間にすら敗れたハインが現代人と戦えるはずもないでしょう。

やはり、解決は難しそうです。

アルティミシアの騎士

魔女アルティミシアには、魔女の騎士がいなかったのだろうか。

イデアは、騎士はいなかったと推測していたが、推測の域を越えてはいない。それは、アルティミシアの恐怖をふりまく恐ろしい魔女のふるまいというプレーヤーにも与えられた情報からの推測に過ぎないともとれる。

騎士はあなたに安らぎを与えます。あなたの心を守ります。

その安らぎは、永遠なのだろうか。

魔女の力の物語のΩは、本来は存在しない。しかし、時間圧縮、それによる過去のスコールの干渉と存在し得ない事が重なったために、魔女の力がループする存在し得ないΩとなった。

目の前にある道は少なく、永遠こそが終着点なら、どう感じ、どうふるまうのだろう。

2007年05月29日

時間圧縮が要求する条件

オダインの計画は、次のとおり。アデルの魔力を取り込んだリノア・アデルにジャンクションしたアルティミシアを、リノア・アデルもろとも過去のアデルにジャンクションさせる。それにより、アルティミシアジャンクションリノアジャンクションアデルが、時間圧縮を行う。時間圧縮が始まったら、リノアのみをつれもどす。

ここで疑問となるのは、アルティミシアのみを過去のアデルにジャンクションさせなかった事。時間圧縮開始後であれば、リノア・アデルの力は必要がない事は判明している。では、何のためにリノアまで過去のアデルに送り込んだのか。その理由は、以下の2案が考えられる。

  • アルティミシアジャンクションリノアはアルティミシアとリノアを独立して接続する事はできないが、過去のアデルとの接続後であれば、アルティミシアとリノアの接続を独立して制御する事が可能
  • リノア・アデルの能力が時間圧縮には必要

また、時間圧縮には別の疑問も残されている。エルオーネは、よく知っている人にしか接続はできず、知らない人に接続する場合は接続先の時刻がずれる等の制御ミスが生じる。ラグナの作戦時のエルオーネに対する指示では、アルティミシアジャンクションリノア・アデルの接続先は、過去のイデアもしくは過去のアデルであった。育ての親であるイデアの方がアデルよりも親しく、密な関係があったと推定する事は不自然でないだろう。しかし、エルオーネは接続先として過去のアデルを選んだ。その理由の推定は、以下のとおり。

  • イデアよりも、アデルを詳しく知っていた。
  • アデルに接続しなければ、時間圧縮が行えないと考えた。

イデア・クレイマーは、

  • SeeDであるスコールがアルティミシアを倒す
  • イデアは、後にガーデンを設立し、SeeDを養成する
  • アルティミシア戦後のスコールは、過去にたどり着く
  • 呪わしき魔女の力は、過去に継承される

等を知っていた。しかし、時間圧縮に関する事を知っていたとは、作中で明示されていない。

イデアやリノアがアルティミシアにジャンクションされていた時、アルティミシアの考えをある程度は知る事ができた。その時に、時間圧縮に関しても読み取っていた可能性は否めない。読み取っていたなら、その事をエルオーネに伝えていたと考えられる事は可能だ。

ハインは、人間との戦争にて時間圧縮を用いなかった。或いは、用いられなかったのかもしれない。ハインは本来、時間圧縮を行えたのだろうか。

2007年05月08日

ナミネの名前

ナミネ。namine。XIII機関よろしくxを入れてみると、nix nameとなり、存在しない名前、認められない名前 などと解釈できます。

小ネタ。以前取り上げたSaix(サイクス)の元の名前ですが、組み合わせ的にはAsiも考えられます。Asiとは、英語で言うならばsoやthusとなりますので、Saixの性格的には意外と悪くないかもしれません。発音は、アシです。

そうそう、まだKH2FMはロクサスを操作している段階なので詳しいことは知らないのですが、なんでもナミネにお礼を言い忘れたことに触れているようですね。 ナミネにお礼を言うのは、FFM・FF8やFF7ACから推測するに、ノーバディの事を理解してからだとばかり思っていたのですが…。

2007年04月23日

ルナティックパンドラの名の由来

Lunatic Pandra、直訳するなら、狂人の箱…でしょうか。オダインは、確かにアレですが…。

ルナといえば、アルテミスとヘカティー。ヘカティーは、魔女の元締ですとか守護神なんかだったりします。

ルナには、アルティミシア様と色々なご縁がある様で。

これだけでは、流石に短すぎるので、もう一ネタ。

時間圧縮の世界では、イデアの家と思しき場所に辿り着きますが…。

初めに辿り着いたのは、10数年前のイデアの家と思しき場所。裏庭は、スコールの時代のそれと思われます。 スコールの時代との違いは、ヤコブの梯子の有無。地名もイデアの家ではなく、不明です。

スコール君も、アルティミシアを目指したらアルティミシアの最期の時代に辿り着くのですから、変わった人ですね。

2007年03月25日

追放の行く末

どれだけファントムを追放しようと、消えることは無かった。 しかし、逆位相の波動によって、無害化することは可能であった。 言わば、彼らを認めたのだ。

FF8において、人々はハインを追放した。ラグナは、ハインを宇宙へと追放した。 それでも、存在であるハインを、スコールたちは、遠くの遠くへと追いやった。 その結果……なのだろうか。ハインは新たなる螺旋を採ることとなった。 公理を定めとして受け入れなかった結果が、新たなる定めを生じ、新たなる螺旋を生み出したのかもしれない。 余談だが、召喚獣エデンはFF8以外で活躍しただろうか。

KH1のソラは、ハートレスを倒し続けた。闇を追放する事を定められた勇者は、友と島へ帰る事を夢見ながら、ハートレスを倒し続けた。

その結果は何だ。リクは、光の勇者による闇の追放によって、彼のようになってしまったのではないか。 公理を破壊しようとしたからこそ、狭間となったのではないか。

ソラは、定めを守る事こそがノーバディのためのキングダムハーツをうみだすと知った。定めこそが定めを破壊する。

ソラには、ロクサスというノーバディが生まれた。光の勇者から生れ落ちた、狭間の住人。 彼こそが、この問題を解消する手がかりとなるのかもしれない。

KH1ではゼアノートのハートレスが、KH2ではゼムナスが追放された。 追放は、問題を解決するのだろうか。

坂口博信氏は、続編を作る事を快諾しなかったと聞いている。 氏のフィロソフィーは、肉親の悲劇を納得するために生まれたと、私は邪推している。 そうであるなら、悲しみを知るものが悲しみを終わらせたとて、知らぬものが生み出すことを直視することを拒むかもしれない。 これが、続編を作りたがらない要因の一つではないだろうか。

FF10では、犠牲によってシンを消した。しかし、シンが消えた後の世界は、ユウナたちが思い描くものだったのだろうか。 私は、FF10-2は途中までしかプレーしていないので、断定することはできない。 しかし、ファーストインプレッションでは、その後の世界は好ましいものではなかった。

対立するものを受け入れれば、螺旋が続く。対立するものを追放すれば、新たな螺旋が生まれる。 ……星を巡るライフストリーム。生と死の間(はざま)を行きつ戻りつ。その繰り返しこそが命の正体ならば、歴史が繰り返されるのは必然。 ジェノバだかセフィロスだか知らないが何度でも事を起すがいい。我々は命のさだめに従い、その度におまえたちを阻止してみせる

螺旋は、消えない。

2007年03月19日

許しと体験者

FFMのハイン将軍は、妻子をファントムに殺された。 だからこそ、ファントムの根絶を心の底から願っていた。

彼は、ファントムを殺そうとした。ゼウス砲を使ったことも、バリアシティのバリアの出力を弱めたことも、彼の心に従ったにすぎない。それ以外の、何でもない。

FF7のルーファウスは、星の危機を真剣に考えていた。 だからこそ、魔晄キャノンを使った。 FF7ACにおいて、カダージュたちの処理はクラウドと協力して行われた。

ハイン将軍の計画も、ルーファウスの計画も、失敗に終わった。 彼らは、異物を武力で排除しようと試みた。

ファントムはアキによって星に還され、カダージュもエアリスによって星に還され、星痕の患者も救われた。

ハイン将軍は、ファントムに侵されていなかったが、ルーファウスは星痕の患者だった。 星痕の患者であったルーファウスは、星痕の患者を滅ぼせば事は終わると考えなかった。 ファントムに侵されていたアキは、彼らが救済されるべきと知った。

もし、星痕の患者を滅ぼしていたなら? 星痕を宿した死者の思念。それはライフストリームとともに星を巡りやがて星を侵食する… 星痕患者の死を集めたものが負のライフストリームであり、セフィロスの糧となった。 星痕の患者を滅ぼすことは、ファントムを滅ぼそうとすることと同義であろう。 身悶える精神エネルギーも、遺恨による負のライフストリームも、大差あるまい。

FF8は、どうだろうか。アルティミシアは、力によって滅ぼされた。ハインは、終わりではなくなってしまうのだろうか。

その、存在が存在し得ない結果こそが、時間の無限ループという奇妙な終わりを、永遠に終わることの無い否劇を齎したのかも知れない。

2007年03月15日

初めであり、終わりであり

FF8のハインは、始めであり、終わりであります。 ですが、I am alive hereと言っています。 これでは、初めであるものの終わりまでは居続けない可能性があるような印象を与えてしまいます。

人の終わりにとどまるエボン=ジュとは違い、初めであり終わりであるはずのハイン。 ところが、エボン=ジュ同様、終わりではないと思われていました。いや、思われています、というべきかもしれません。 共にいるものの、気付かれていないだけですから。

ただ、I am alive here を2重翻訳と解釈すると、話は変わります。つまり、わたしはいる(あるor存在する)を直訳したと考えるということ。それならば、自分の証明と採る事が可能です。つまり、自分はハインであると主張しているということ。

DCFF7でふと思い出したのですが、初めと終わりは対称であり、螺旋形ですね。終わりは回帰を表すのですから、当たり前といえば当たり前なのかもしれませんけど。FF7・FF8・FF10・FFM(映画版FF)の不思議な相関性も、この文字に掛けられているのかも知れません。 終焉こそが無限ループを生み出すとは、面白い設定にしたものです。FF10の場合には、人、故にいつか終わる夢だった、ということですか。

この話は、また後ほど。色々と種を蒔いているのですが、なかなか実らないものです。クレイマー夫妻も、さぞかし大変だったでしょうね。一番悲惨なのは、腐った庭を耕し続けた結果に消されたノーグかもしれませんけど(笑)。 そういえばノーグって、某映画にもチョイ役ではありますが出演していましたね。

2007年03月04日

魔女の力・G.F.のからくり

魔法の所持数には制限があるものの、1体のモンスターからドローできる魔法の数は無制限。 また、G.F.を除いて、ドローされても、能力が低下することはありません。

G.F.は、自立エネルギー体。G.F.を、自立しているエネルギー操作装置、つまり物質を操作する装置と仮定した場合、疑問を解消し易くなります。

先の仮定から、ドローとは、対象となる物質を活性なエネルギーに変換してしまう行為となります。 この時、物質から変換される活性なエネルギーは非常に大きいため、物質の減少は無視できます。 そのため、ドローされる対象は影響をうけません。しかし、ドローをした本人は、エネルギーを受け取ることとなります。 活性なエネルギーは、保存できる量に限度があります。よって、魔法の所持数は100個という制限が課せられます。

この場合のポイントは、G.F.そのものがエネルギーではなく、エネルギーの形態変換及び保存補助装置と仮定すること。 これにより、魔女の力の説明も可能。魔女が壁をすり抜けられるのは、物質を操作できるからです。

この解釈の元ねたは、かの有名なアインシュタインのエネルギー・質量保存則 E=mc^2 。この式によれば、エネルギーと質量は等価。 原子力発電は、この理論を応用したもの。 質量に光速を2回かけたものがエネルギーとなるため、ほんのわずかな質量の物質であっても、驚異的なエネルギーを秘めていることとなります。

時間や空間は、歪む事も多々あります。 光速は30万km/秒(1秒間に30万Km進むということ)。 世の中では、光速度のみが不変。30万kmとは、1秒間に光が進む距離のこと。言い換えれば、1秒間とは光が30万km進むのに要する時間。よって、1秒 = 30万km 。 これで距離と時間の単位が揃いました。 S.F.的に解釈するなら、空間と時間が同列に扱えている故、空間軸同様に時間軸も移動できるという事。世界は、4次元空間の中の時間次元を一定速度で移動しており、残りの3次元の移動を人間は制御できると表現されるのかもしれません。

また、空間や時間の歪みを換言するなら、空間圧縮と時間圧縮。 そして、時間圧縮と空間圧縮には対称性があります。

先の理論を基にして、莫大なエネルギーがあれば時間軸を移動できると設定したと仮定することは、あまりにも強引なことでしょか。

アルティミシアが魔女の力を幾重にもジャンクションする事を試みたことも、これで説明ができます。 また、スコールたちが未来へ進む際に体験した不思議な空間も然り。

ただし、この仮説ではG.F.の意思をはじめとするハードプロブレムは解消できていませんし、魔女の力の無限ループの説明にもなっていません。 魔女の力の無限ループに関しては、スコールの息、落とした髪の毛、などの未来から持ち込まれたあらゆる物が無限に増殖してしまうので、考える意味は少ないのかもしれません。 何せ、これはS.F.なのです。もし、矛盾が出ないサイエンスフィクションであるなら、それはサイエンスですから。

エネルギーで時間軸を移動するのであれば、真の時間軸を設定し、その世界でパラレルワールドが時間次元にそって移動していることになるので、おかしいですって? えーと、そんなこと突っ込まないで下さい。あっ、そうそう、G.F.の意思に関しては、FF7とセットで考えるとわかり易かったりするのですが、それに関してはまたの機会にでも。

2007年03月02日

ハインとアルティミシア そのメッセージの解釈

古来より我々魔女は、幻想の中に生きてきた。 我々? 我々の解釈の一例として、次のものを挙げます。

  • 生前のアルティミシアの意識は、ハインの意識とは異なる。
  • 他にも、魔女となった神々がいた。

他の神々に関する記述はFF8中にないので、アルティミシアの意識≠ハインの意識 ということでしょうか。

また、引用元前後の文章も面白いものでして。

……臭い。……薄汚れた愚か者ども。古来より我々魔女は、幻想の中に生きてきた。 おまえたちが生み出した、愚かな幻想だ。恐ろしげな衣装を身にまとい、残酷な儀式で善良な人間を呪い殺す魔女。 無慈悲な魔法で緑の野を焼き払い、暖かい故郷を凍てつかせる恐ろしい魔女。……くだらない。

(中略)

その幻想の中の恐ろしい魔女がガルバディアの味方になると知り、おまえたちは安堵の吐息か? 幻想に幻想を重ねて夢を見ているのは誰だ?

(中略)

現実は優しくない。現実はまったく優しくない。ならば、愚か者、おまえたち! こうするしかない。 みずからの幻想に逃げ込め! 私はその幻想の世界で、おまえたちのために舞い続けよう! 私は恐怖をもたらす魔女として、未来永劫舞い続けよう! おまえたちと私。 ともに創り出す究極のファンタジー。その中では生も死も甘美な夢。魔女は幻想とともに永遠に!

ハインは人間によって追われ、人間の幻想の世界に閉じ込められた事を思い出すと、随分とわかりやすくなるんですね。

魔女イデアのガルバディアへの協力宣言の換言

……薄汚れた愚か者ども。古来より我々魔女は、幻想の中に生きてきた。 おまえたちが生み出した、愚かな幻想だ。

……神によって創られた物ども。古来より我々は、お前たちによって想像上の者とされてしまった。 お前たちが生み出した、くだらぬ想像だ。

幻想に幻想を重ねて夢を見ているのは誰だ?

お前たちが幻想としてきた魔女に時間圧縮の世界へ送られるのはお前たちだ。

みずからの幻想に逃げ込め! 私はその幻想の世界で、おまえたちのために舞い続けよう! 私は恐怖をもたらす魔女として、未来永劫舞い続けよう! おまえたちと私。ともに創り出す究極のファンタジー。

人間が想像の世界の者とした魔女の世界へ行ってしまえ!  私はその時間圧縮の世界で、お前たちが崇拝すべき存在となろう!  私は恐怖をもたらす神として、未来永劫存在し続けよう!  おまえたちと私。ともに創り出していたころの世界(≒人間との対立以前の世界)。

その中では生も死も甘美な夢。魔女は幻想とともに永遠に!

人間のいなかった世界では、人間の生も死も夢に過ぎぬ。魔女は元の世界で永遠になる!

魔女イデアのガルバディアへの協力宣言の解説

恐ろしげな衣装を身にまとい、残酷な儀式で善良な人間を呪い殺す魔女。 無慈悲な魔法で緑の野を焼き払い、暖かい故郷を凍てつかせる恐ろしい魔女。

まさに、ハインが増えすぎた人間に行った行為。

現実は優しくない。現実はまったく優しくない。

神であるハインでさえ、自分の道具にやり込められてしまうほどに、現実は優しくない。

2007年03月01日

物語の対称性

FFのスタッフは、物語の対称性にずいぶんとこだわりがあるようです。

有名なものでは、セフィロスとクラウド。スタッフが公言しています。

他にも色々ありまして…。

FF7

ノルズポル

始まりの地であり終わりの地である、ノルズポル。FF7という劇の幕開けであり、悲劇第2章の幕開けであり、第3章へとつながる。余談だが、北極を意味する英語はノースポル。しかし、英語表記ではNorth PoleではなくKnowlespole。曲解すれば、忘らるる果となる。

約束は、ニブルヘイムで。

いざという時にティファを助けるクラウドが約束したのは、ニブルヘイム。

ピンチのティファをクラウドが助けたのは、ニブルヘイム。

FF7という物語

オープニングムービーでは、星、そしてエアリスが映る。

エンディングムービーでは、星、そしてエアリスが映る。

エアリスとクラウドの物語

(FF7の)戦闘で負傷したクラウドが教会に落下してきたことが、エアリスとの物語の始まり。

(FF7ACの)戦闘で負傷したクラウドが教会に落下してきたことが、エアリスとの物語の区切り。

FF8

母の夭逝

スコールの母レインは彼を産んだ時に、リノアの母ジュリアは交通事故で、夭逝。

父の立場

スコールの父ラグナは、東の大国、エスタ大統領。

リノアの父カーウェイは、西の大国、軍国主義国家ガルバディア軍大佐。

ラグナとジュリア

共に、生死に関わる大事故に。

ファミリーネーム

スコールもリノアも、本来のファミリーネームを捨てている。

スコールとリノアの物語

オープニング間もなくガーデンで始まり、エンディングのガーデンで一区切り。

悲劇

石の家での魔女の力の継承こそが劇の幕開けであり、終わりでもある。

親子二代

ラグナの物語は、スコールの物語へと。

FF10

エボンジュ

シンによってスピラに連れられた人は、シンの消滅と共に元に戻る。 言い換えるなら、エボンジュによって創られ、エボンジュによって現実世界に引き出された夢の住人は、 エボンジュの消滅と共に覚めぬ夢へと帰ることに。

水の中のティーダ

オープニング・エンディング共に、ティーダは水の中で目覚める。

対称性といえば、恋人同士でありながら敵対する家柄に生まれた設定の某映画。某映画のヒロインの背中には、羽の模型が飾られていました。また、リノアの母ジュリアの愛称はジュリエットですね。このことを踏まえると、FF8のオープニングに挿入されているサイファーとスコールの戦闘も納得がいくというもの。

本題に戻ると、何のために対象性を重んじるのでしょう。FF8やFF10をリプレイした場合、核を知っている者へと視点が変わります。 FF8の場合はエルオーネやクレイマー視点に、FF10の場合はアーロン視点に。 つまり、両作品共にリプレイを想定して作られているということ。FF7ACでは、開発者がその事を明らかにしています。 DVDで繰り返し見るということを意識して作っています。そこが映画との違いですね。

リプレイする場合、エンディングの次にオープニングを見ることとなります。 物語の対称性がある場合、エンディングとオープニングの関係を自然と理解することに。

これこそが、ゲームの表現力であり、映画との違いの一例ではないでしょうか。 ゲームは、プレイヤーに選択権を渡すことができる。劇の中の3次元空間、そして時間軸までも。 小説は以前のシーンを読み直す事が可能ですが、テキスト以外の表現はなければ、意図的に一部分を正確に読み飛ばすことも容易ではありません。 映画は、映像も音声もあるものの、観客が以前のシーンに戻ることもできなければ、キャラクターを移動させることもできません。

ゲームの特性に注目することで、新たなものを発見できるかもしれません。

結論が妙に浮いているのは、結論を考えずに話を書いたからではありません。本当です。多分。

2007年02月20日

リノアの血液型

なぜか、リノアの血液型は不明とされているんですよね。 死因が明かされていないレインの血液型は、実はほぼ明かされていたり。A型またはAB型のはずです。スコールはAB型、ラグナはB型なので。

ええと、サイトについてのお話。 最近、更新が停滞気味(1年以上も!)のサイトですが、現在色々と微妙に進めております。今月末の更新を目指しておりますので、よろしくお願いいたします。

2007年02月02日

Jenovaの首

大空洞には、ジェノバシンセシスがいました。名前からすれば、リユニオンが完了している模様。しかし、クラウドをはじめとするセフィロスコピーのリユニオンは完了していません。そもそも、セフィロスのジェノヴァ細胞の行方も大きな問題。

もし、セフィロスがライフストリームに拡散した際に、ジェノヴァの細胞も拡散したとしましょう。その拡散した細胞がジェノヴァへリユニオンしたのなら、セフィロスがセフィロスとして存在できるのかは疑問。セフィロスは、胎児の段階でジェノヴァを組み込まれたことにより、特殊な存在になりました。もし、ジェノヴァの遺伝子が彼から外されてしまったなら、強大な力をどうして保持していられるのでしょう。

もし、セフィロスのジェノヴァ要素を保持したままなのであれば、ジェノヴァのリユニオンは未完となってしまう恐れはないでしょうか。クラウドやセフィロスコピーインコンプリートならまだしも、セフィロスは不要な要素として無視し難いように思えます。

大空洞のセフィロスは、リユニオンを遂げたジェノヴァがクラウド対策に作り出した幻影なのなでしょうか。しかし、それならば、FF7ACのセフィロスが5年前のあの日の事件に執着していることには、違和感を覚えます。

ジェノヴァの定めは、星を生きる糧として星を旅することと思われます。かたや、セフィロスはこの星を使って新たなる星へ移動するものの、移動先では輝ける未来を創造することが目的なのだとか。古代種の神殿では、かつて人の心を支配した存在…。「神」として生まれ変わると言っていることから推測するに、星を次々と潰していく計画ではない模様。星を潰すことが定めではなく、ラプラスの悪魔的な神になることでもなく、別の星で人の心を支配し、輝ける未来を創造することが目的…。

この話題、まだまだ掘り下げられそうです。ジェノヴァのリユニオンとFF8の魔女の力によるジャンクションの奇妙な接点なども、またの機会に。

閑話休題。

タイトルのジェノヴァの首でありますが、北の大空洞にあったことから推測するに、セフィロスorジェノヴァシンセシスに関係しているのでしょうか。彼らとジェノヴァの首がリユニオンしなかったとは考えにくいですから。

そうなると、ジェノヴァの首の概形も検討がつきます。そういえば、リバースセフィロスって頭が2つついていたような気がしたのですが…、セーファセフィロスになってからは1つで間違いないので、勘違いに過ぎないのでしょうか…。

ところで、ジェノヴァの首は仮死状態だったのでしょうか。もし、そうでなかったなら、何らかの活動をしていてもおかしくはありません。

2006年07月12日

キングダムハーツのなぞver2

野村ディレクターによれば、13機関の名前から、xを取り除いたものは本名のアナグラムになっているそうです。 Roxasからxを取り除けば、Roasとなり、Soraとなるということです。 では、ゼムナス(Xemnas)はどうでしょう。元の名前は、ゼアノート(Xehanort)。Xemnasからxを取り除いても、Xehanortにはならず、Ansemになります。 また、野村Dの話によれば、Xehanortからxを取り除くと、NoHeart・Anotherとなります。 ゼアノートは、人であって人であらずということでしょうか?まぁ、行き倒れの記憶喪失人であり、人知を超えた研究を行っていますからね。

NoHeartにせよAnotherにせよ、名前ではありませんが、意味は持っています。 Ansemが元の名前というのは、間違ってはいませんが正しくはないような。 余計に、話がややこしくなっている…。

何はともあれ、13機関のスペルをまとめてみました。

»13機関の本体の名前とホロウバスティオンの蔵書

2006年06月16日

エアリスとレインの死が持つ意味の違い

エアリスもレインも、作中で亡くなった事には変わりません。しかし、それによる影響は異なります。

両者の死は、クラウドとラグナを縛りつけます。彼らは、彼女らの死が彼らに因ると考えているから。それが真実かはともかく。

エアリスの不幸の要因は語られました。しかし、レインのそれはされませんでした。

エアリスの死は、クラウドだけでなく、周囲の人をも縛ります。しかし、レインの死は、周囲の人もがラグナを縛るようにさせました。

クラウドは、アドベントチルドレンによって、エアリス(とザックス)に救われました。死の事実は変わらねど、意味は異なるのだ、と。もし、FF7ACがなかったなら、それはわからなかったでしょう。オリジナルでは、特殊な状況であった故に、死への責任を閉じたからです。特殊な状況が終わったとて、それを閉ざしたままにしうるのですから。

ラグナは、レインに救われていません。しかし、彼の息子はレインの幻影を見ます。スコールは、リノアが魔女であるという現実は変わらねど、魔女である意味は変わると(キスティスやゼル達の支えにより)知りました。

スコールにしか見えぬ幻影は、ラグナの救済を暗示するものだったのかもしれません。彼は、20年近くゆるされなかったのです。

エルオーネやキスティスたちからスコールへの愛の継承があったのですから、スコールからラグナへの愛の継承が起こるのかもしれません。

「変わるのは自分。過去の出来事ではないの。」 by エルオーネ

エルオーネは、スコール達を過去のラグナ達にジャンクションさせる事で、レインが死にゆくその時にラグナをレインに逢わせたかった、と言っていました。 実際には、そうする事が目的ではなく、スコールにラグナの過去を見せる事がエルオーネの真の目的ではないか、そう推測しました。

では、エルオーネの 知らなかった過去を知ることはできる。 過去を知ることで、それまでとは違った今が見えてくる。 変わるのは自分。過去の出来事ではないの。 には、どのような意味が隠されていたのでしょう。

過去は変えられない。未来永劫変わらぬ事実です。ハインとエルオーネを除いて。

ラグナやスコールにとっても、過去は変わらぬ事実です。その事実にラグナは縛られ続けています。エルオーネには、わかっていたのかもしれません。スコールも、リノアが魔女になったという事実に縛られる事を。

弟であり、伝説のSeeDとなるスコールを救うために、そっと助言したのかもしれません。過去の事実は変わらねど、自分は、そして過去のもつ意味も変われるのだ、と。

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